研修時間は長くする

通常業務を気にしない環境づくりが大切

研修の時間を確保する際、「通常業務に影響が出ない範囲で行うこと」を最優先にしてしまいがちなのではないでしょうか。しかし、業務の空き時間などを利用して研修を行うと、仕事の進行などを意識に留めたまま研修に取り組むことになり、集中を欠くことになりかねません。これは研修参加者と主催者の両方について言えることです。例えば後半の進行が駆け足になってしまったり、質問を遠慮したりといったことが考えられます。

研修の時間は、隙間時間を利用するより、研修内容に応じて確保するべきでしょう。ただしその際は、研修参加者だけでなく、他の社員の協力が不可欠になります。周囲の社員に、研修の実施が長期的に見てプラスになるということを理解してもらい、参加者を快く研修へ送り出してもらえるようにしましょう。

内容によっては数日かけて行うことも

内容によっては、宿泊できる施設を借りて、数日がかりで研修を行うこともあります。代表的なものは、基礎からじっくり教える新人研修や、一段進んだ能力を身に付ける必要がある管理職研修などです。その他、参加者の議論を中心に進めるタイプの研修なども、長めの時間を必要とする場合が多いでしょう。

もちろん、全ての研修が数日の時間を要するというわけではありません。しかし、通常数日を要する研修を一日で行おうとしたり、一日分の内容を半日で教えようとすると、どうしても消化しきれない部分が生じます。要は、研修内容に応じた充分な時間が必要だということです。研修内容を最大限吸収できるようにするためには、実施したい研修に通常どの程度の時間がかかるのか知り、時間を確保することが必要です。

新入社員研修の目的として、「ビジネスマナーや人として基本的な行動」などの社会人としてのスキルの習得や、企業や事業内容への理解を深め、早期戦力になってもらうための研修会となります。